2023/03/03

春うらら・・・今日は、ひなまつりお茶会  3月3日(金)晴れ

きょうも春うらら・・・ひな祭りお茶会を行ないました。7段飾りを真ん中に、年長さんが、卒園記念活動の合間に作ったひな人形が並び華やぎを増したきりん組(預かり保育のお部屋)の部屋が茶室に変身して・・・

お茶を点てるのは、年長さんの女の子たち。台所の水屋からお菓子を運んだりお茶を運んだり・・・大忙し。

今年のお菓子は、桜餅です。これまでは干菓子を使っていましたが、作っていただいていた和菓子屋さんが店じまいをしてしまい、桜餅になりました。「葉っぱ食べられるの?」「いい匂いがするね」「何の葉っぱかな」「酸っぱい?しょつぱい?」と言いながら味わうひととき。みさき先生が、お雛様のこと、お茶やお茶の道具の事などいろいろ話してくれそのたびに、フムフム頷いたり話題が広がったり・・・お茶を頂くと、これまた様々な表情や感想あり。

お茶を頂いた後に、あらためてじっくりお雛様の観察。一つ一つ異なる表情を楽しんだ、持ち物、道具のあれこれに興味関心を示して、知識が広がるひとときでした。

「この人形困った顔をしているね」「何が困ったんだろうね」・・イメージが広がります。

年少さんも、神妙な面持ちで参加しましたよ。場が醸し出す雰囲気の力の成せる業ですね。

年長さん、ご苦労様!頑張ったね、楽しかったね。

年長さんたちの作品です。

同じ時間、ひな祭りお茶会のお隣の部屋では、未就園児親子教室「のんびりクラブ」を実施していました。シリアから日本に来ているU君のご両親が、シリアの国の事(文化、言語、食べ物など身近なこと、内戦のこと・・)をいろいろとお話してくださいました。シリアのコーヒーも飲ませていただきました。ガルダモン入りの爽やかな味に、困難な状況にあるシリアに思いを馳せながら、シリアという国がより身近になりました。現在、園では今回のシリア・トルコ地震への支援金を集めています。

これは,U君のお母さんの作品です。刺繍の一針一針に、母国への思いが刻まれているのを感じました。シリアにあたり前の暮らしが戻ることを祈るばかりです。

TOP