朝・昼・夕とメールのチェツクをしつつ、庭や畑の手入れをしながらの日々。垣根の下で、あっという間に伸び広がったスギナやカラスノエンドウを刈り取っては、山羊のゆりちゃんのご馳走に。ブルーベリーの花をついばみに 鶯もやってきて・・・そんな風に自然のなかで自然に向き合っていると、時を忘れて心が穏やかになります。
こうした中、朝から雨が続いた週末(4月16日)、外にも出れず、朝から〚レイチェル〛(リンダ・リア作、上遠 恵子訳)とい
う本を読み始め読み更けて読破しました。かの有名な、〚沈黙の春〛や〚センスオブワンダー〛の作者であるレイチェルカーソンの一生を、とてもリアルに綴った本です。
あらためて知ることが出来たすさまじい彼女の人生。病と闘いながら、書き上げた〚沈黙の春〛。「子どもの世界はいつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感動に満ちています」というすべてのこどもが、生まれながらに持っている「センスオブワンダー(神秘や不思議さに目をみはる感性)」を生涯にわたってもち続けたレイチェルに更に、虜になりました。
私たちが生きている社会の問題を、あぶり出しているこのコロナ感染のひろがりの中で読んだからこそ、より深く感じたものがあったのかもしれませんね。
最後に、レイチェルのことばから
自然を「知る」より自然を「感じる」
「美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものへの感激、思いやり、哀しみ、賞賛や愛情~などの感情がひとたびよび覚まされると、次はその対象についてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけ出したものは、しっかりと身につきます。、