初めての場所、初めての先生、初めてのともだち・・・と なにもかもが初めての年少さん。初めてが嬉しくて遊ぶ子、初めてがちょつぴり不安で先生から離れない子・・・と様々ですが、ゆっくり じっくり しっかりあそんで、幼稚園が大好きにな~れ!
年長さんは、年長さんになったシンボルの「大きな大きなこいのぼり」の製作に取り組んでいます。話し合って色や模様を決めたり、力を合わせて染めたり、色を塗ったり、糸と針でチクチク縫い合わせたり・・と力を合わせての年長ならではの活動です。
今日は、「鯉のぼりの目をどんな目にするか」と相談していました。「去年の年長さんと同じ目がいい」「ぴかりんの目がいい」「ハートの目がいいい」「カマキリのような目がいい」・・・といろいろな意見が出て、絵に描いていました。結果は如何に?
早いもので、今年度がはじまり2週間。私も久々にブログを書きました。今年度も折々に、書いていきますので、よろしくご愛読いただけたら嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
同じ日、年中さんは年長さんに心を込めて、味噌汁を作りました。初めての包丁使い。真剣に大根・人参を刻み、手でコンニャクやキノコをちぎりました。火の番をしていた私は残念ながら、その様子は写真撮影できませんでしたが、刻んで運んできた具は、上手に刻まれていました。火の番をお手伝いしてくれたのは、年少さん。折々にこうした経験を重ねてきたので、安心してみていることができ、年少さんも大きくなった・・・なと感じました。
火ばさみで、薪を入れるのを楽しんでいた年少さん。兄・姉が使っているコンパスからヒントを得たのか、コンパスが如くに〇を描き始めました。〇を描くあそびが広がっていきました。・・子どもって面白い!と思う瞬間です。
そして、いよいよ卒園式当日。年中さんが素敵に壁面を飾ってくれました。一人一人担任から証書をもらい、舞台の上に・・。思いを込めて歌う年長さんの歌、エールを送るかのようだった年中さんの歌、感無量の思いで歌う保護者の方々の歌。いい卒園式になりました。
年長さんが年中さんや年少さんのために考えて取り組んだ卒園記念活動でとどまっていたブログ。尻切れトンボが気になっていたので、年度末と次年度準備の仕事がひと段落したところで、パソコンに向かって書き始めました。
わたしたちの仕事は、3月末こそ師走ですね。
さて、あらためて、年長さん卒園おめでとうございます。そして様々な時、様々なところで池の川幼稚園の保育・教育を支えご協力いただいた保護者皆さんにあらためて感謝いたします。コロナ禍という未曽有の状況の中、「出来るだけの日常生活を送り、この状況下でもできる行事を創る」という強い思いをもって、保育を進めてきました。保護者の方々の理解や支えやご協力があったからこそできたと思っております。ありがとうございました。
いま、コロナ禍の長かったトンネルに、灯りの兆しは見えつつもまだまだ油断禁物です。お互い生き物同士、上手に共存をしていきたいものです。コロナ禍で味わったが如く、私たちの未来は、より不確実で複雑になるでしょう。
幼稚園生活で、きっと味わった嬉しい・楽しい・面白い・悲しい・悔しい・寂しい・・・といった豊かな感情体験、そうした感情体験を生み出したたくさんの体験が「良き思い出」となって、ひとりひとりの子どもたちの人生を支えたり、勇気となって後押しする力になってくれたらと願っております。ということで、2022年度のブログを終わりにします。