2022/02/25

お母さん方からの進級プレゼントの観劇会・2月25日(金)

昨日の午後1時のことでした。遊戯室に行くと何やらいつもとは異なる雰囲気。そこに現れたるは5匹の親狸と小さなかわいい子狸。「明日楽しい劇をやります!」とのご案内。子どもたちとのやりとりの合間に、リズムよくポンポコリンと太鼓の音。子どもたちに大うけでしたよ。

狸たちから頂いた招待状です

明日、遊戯室で、「たぬきのどっきり発表会」という劇を、お母さんたちが演じてくれるよ。

みんながおおきくなったことへのプレゼントだって!

そして、迎えた今日の日。子どもたちは、朝から、「早く11時にならないかな」「楽しみ楽しみ」とあちらこちらでつぶやいていました。
そして、いよいよ開演です。お母さんたちがあたたかく出迎えてくれ、思わずタッチ!

いけのかわようちえんに、5匹の子だぬきがやっつてきて、何やら化ける練習をはじめました。

あれあれ、なんだか見たことあるバスやら先生たちも出てきましたよ。

「あっM先生だ!」

ボールに化けた狸が、あちらこちらを飛び交い、子どもたちは大喜び。

終演後、劇に関わっていたお母さんたちが、あちらこちらから出てきました。人形やペープサートの動かし役、ナレーター、音響、照明、大道具、小道具・・・様々な方が、いろいろな場で作ったり描いたり練習したりして、つくりあげてきたことにびっくり。そうそう上演時間中、赤ちゃんの子もり役に徹してくださったお母さんもおられたとのこと有難いことです。

ポンポコリンの太鼓の音とともに、クラスに戻った子どもたち。何やら歓声が聞こえてきたので覗いてみたら、おみくじを引いたり、真新しいポストに、シールノートを入れたりしていました。たぬきからのプレゼントのようです。私がおみくじを引いたら、吉でした。本当に吉の一日になりました。たくさんのお母さんたち、ありがとうございました。

   上演前の裏舞台の一こまです。

コロナ禍の中、感染状況を見計らいながら、少しずつ準備を重ね創りあげてきたお母さん方による劇「たぬきのどっきり発表会」。上演できないこともあるだろうという予測の中での、あちらこちらに気遣いながらの取り組みだっただけに、さぞかし大変だったことと思います。今日上演出来たこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました。そしてご苦労様でした。
 コロナ禍で不要不急の代名詞になってしまっている文化が、どれほど人間らしい営みであるかを身をもって感じさせられている今の私たちの生活。そうした中での今回のとりくみ。子どもたちへのなによりのプレゼントになりました。こころより 御礼申し上げます。

 

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