今日は子ども夏祭りでした。大好きな「いけのかわぼんぼん」を踊ったのは勿論のこと、年長さん企画運営のお店屋さんが開店しました。かぜ組は、普段のあそびで楽しんでいた「キャンプごっこ」と「だんごむしはくぶつかん」と以前に収穫して氷砂糖に漬け込んでいた梅ジュースを使っての「本物の梅ジュースやさん」。にじ組は、「みんなのハワイアンズ」のお店です。
「だんごむし博物館」の受付で、チケットにスタンプを押してもらいます。その後は、くじ引きを引きます。くじは勿論ダンゴ虫。折り紙で折ったダンゴムシが箱の中に入っていて、脱皮途中の青いダンゴ虫が取れたら、景品がもらえます。私は青いダンゴ虫をゲット。景品に灰色ダンゴムシをもらいました。博物館では、本物のダンゴムシを観たりさわったり。なんと!ダンゴムシについて書いてある手作りの絵本「だんごむし」がありました。大人の私も知らなかったことが書いてあり、博物館の虫博士たちの博学ぶりに感動です。
裏庭に行くと、にじ組さんが「みんなのハワイアンズ」を展開していました。アスレチックの滑り台のとその下の坂道を使った「ウオータースライダー」。いろいろと試行錯誤しながら作りあげてきたスライダー。傾斜が急なアスレチックだと怖がる子もいるかも・・と坂道もスライダーにして、年長さんが押したり曳いたり大奮闘。
その昔「夕涼み会」から始まった「子ども夏まつり」。親子で楽しんだ小さな「夕涼み会」は、やがて園児数や卒園児数の増加と共に、本格的に櫓を組み、その周りで盆踊りを踊ったり、父母の会や同窓会の出店でお買い物をしたり飲食したり、ゲームをたのしんだりと、大掛かりな「池の川納涼会」になっていきました。それはそれで、地域やたくさんの在園児や卒園児やその保護に支えられ楽しい夕暮れのひと時でした。しかしながら、地域の変貌(アパートや社宅、空き地がなくなり
、駐車場の確保が難しくなり・・)や年少さんからの入園が増え、大規模な納涼会を存分に楽しめない状況もあり、その当時の教職員と「納涼会」について論議しました。その結果生まれたのが、現在の「子ども夏祭り」です。1、行事の主人公は他ならぬ子どもたちであること2、日頃のあそび・日常生活を豊かにする中で、それにつながる夏祭りにすること。の二つを確かめ合って、2009年度から「子ども夏祭り」を試行錯誤しながら創ってきました。それから14回目のになる今回の「子ども夏祭り」。すっかり子どもたちの生活に根差して、年少・中時代に年長さんがやってくれたことや楽しかったことが糧になって、毎年様々な中身で創られて、「池の川の文化」となってきたことを感じた今回の「子ども夏祭り」でした。年長さんありがとう。とてもとても楽しかったよ。