例年より10日早く、ジョウビタキが飛来してきました。ぴっぴっと啼いては裏庭を行き来し、止まり木の上でひょこんとお辞儀をします。毎年、深まりゆく秋を知らせてくれるジョウビタキ。今年の鳥は、何だかせわしくて、あっちにいったりこっちに行ったりしながら、窓辺に体当たりしてきます。どうやら、窓ガラスに映る我が姿を、敵か何かと勘違いしての攻撃の様です。ひとつの事を、よ~く見て見るといろいろなことを発見したり不思議に思ったりして面白いですね。楽しさは、ほんの身近にあることを感じている昨今です。さて、秋といえば、文化や芸術の秋。今年はコロナ禍という事で、観たり聴いたり・・がなかなか思うように出来ない日々ですが、そうした中、園児たちは、先日「ひたち人形劇団パッペ」の公演を観ました。
劇団「パッペ」観劇会・・・10月23日(金)
Ⅰ部は、未就園児親子対象にⅡ部は在園児向けに行いました。いつもとはちがう遊戯室。暗くて最初は驚いたりびくびくだった子も、大笑いしたり、ヘビが出てくると、劇中のひな鳥に「蛇だよ!」と教えたりして、劇の中にすっかり入り込んでいました。お馴染の「はらぺこあおむし」の劇では、あおむしが食べ残した果物の絵を見て、「まだ残っているよ」「みんな食べればいいのに」「もったいないよ」等のつぶやきが聞こえましたよ。コロナ禍という事で、様々に工夫をして上演をして下さったパッペさんありがとうございました。
おまけ・・・
「ひたち人形劇団パッペ」は、池の川幼稚園の人形劇サークルを経て、日立市女性センターでの人形劇講座の終了と同時に1987年に結成し、今年で33年目を迎えた歴史ある劇団です。市内は勿論、市外の幼稚園・保育園などで、700以上の公演をしてきています。劇団の主宰者をつとめる松本 晴美さんは、今年も茨城キリスト教大学の原口 なおみ先生とともに、毎月園内で行っているジョイントお話会に来てくださり、ひとり人形芝居を演じて下さっています。四肢を駆使して演じる演技は、凄い!です。
昨日は、台風で延期になった運動会を行いました。平日にもかかわらず、たくさんの御家族の方にいらして頂き楽しく終えた事、心よりお礼申し上げます。運動会は、御家族の皆さんにご覧頂いたという事で、今日は、本日行いました“池の川オリンピック”についてお伝えいたします。
恒例になっている運動会の種目“池の川オリンピック”ですが、今年はコロナ禍という事で、午前中のみの運動会では実施出来ないという事になり、運動会では行わず、本日の開催になりました。オリンピックの種目を企画・運営をしたのは年長さん。運動会の取り組みの一方で、種目を考えシュミレーションをして、より年中・少さんが楽しめるようにルールを考えたり、役割分担をしたりと、みんなのことを考えて取り組んでいました。
そして、今日の開催です。種目は、「波の修業」「ジャンプの修業」「玉投げの修業」「忍び足の修業」の4種目。張り切って準備したり、運営をしたりする年長さんの姿に、昨日の活躍も含めて、「大きくなったな」としみじみと感じました。
台風の影響で明日に延期された運動会。「明日はきっとできますように}と祈るばかりです。園児たちの期待とやる気は沸点寸前。毎日のように様々なドラマが生まれている年長さんのリレー。今日も朝から走りに意気込む姿が、いっぱい見られました。円の外ををかっこよく走る年長さんに憧れる年中さんや年少さん。混ぜてもらって、リレー楽しんでいましたよ。
朝の集い(全園児)では、を円を囲んでガードをしてくれる年長さんの外を、年中さんも年少さんもやる気満々で走り、明日への期待を一層高めました。さあ、明日はどんなドラマが生まれるか、ワクワクドキドキです。参加者の方々の、あたたかいまなざしと応援をよろしくお願いいたします。とにもかくにも「明日天気にな~れ!」です。
10月1日は、十五夜。本物の団子や果物等を供えたら、いつのまにやら年少さんが、紙粘土の団子や作り物のお野菜や果物を添えてくれました。
追・今朝(翌日)見たら、何と15個あったお団子が3個になっていました。
食べたのはだ~れ?お月様かな・・・
ついひと月前の、あの猛暑を忘れてしまいそうな爽やかな秋模様の日々が続いております。来週の土曜日は、運動会。「今日のような雲一つない青空だったらいいな・・」と空を眺めて祈りました。子ども達は、走ったりダンスを踊ったり歌ったりは勿論のこと、年中・長さんが「びりびりぺたぺた修業」と銘を打ち、力を合わせて会場の案内看板を作ったり、年少さんは、普段のあそびから生まれた競技(?)のシンボルになるような物を、作ったり描いたりして、それぞれに運動会への期待感を高めています。池の川幼稚園の運動会は、「日頃のあそびや活動に、みんなでやったらもっと楽しくなるエキスを注いで、みんなで創り上げ楽しむ運動会」です。今年は、コロナ禍という事で、祖父母の方や未就園児親子、卒園児の参加できる競技はないけれど、どうぞ園児たちのやる気、笑顔、頑張りに温かい声援や共感・響感を頂けたらうれしいです。