きょうは、2月の中頃から、相談・話し合いを経て取り組んできた年長さんによる「卒園記念活動」の贈呈式がありました。「ともに暮らしてきた、年中・少さんが喜ぶようなプレゼント」ということで、たくさん話し合いました。そして長い時間をかけて、準備をしました。作ってきました。まずは、「教えてあげたい!一緒に遊ぼう!あそびやさん」の開店です。かくれんぼ・おにごっこ・ぶらんこ・だるまさんがころんだ・ダンス・サッカー・魚釣りと、それぞれに分かれて、看板を貼ったり道具を用意したり・・・そして開店です。
こちらは、ぶらんこやさん。後ろから優しく押してあげていました。自分でこげるけれど、押してもらうのも気持ちいいし楽しいね。小一時間遊んだら、次にもっと大きなプレゼントがあるとのことで、「なんだろう?」と期待して待つこと数分間。
日脚が伸びていくとともに、一日一日があっという間に終わっていきます。今日は「思い出コンサート」を行いました。この一年のあれこれの写真をスライドショーで映しながら、その折々に歌った歌を歌いました。思い出と共に歌が沸き上がるひととき。うたの力をあらためて感じたひと時になりました。
2部は、この間楽しんできたことや、一生懸命取り組んできた合奏や歌い込んできた歌を、各学年毎に初披露。年少さんは、手あそび「宇宙人」で大変顔を披露したり「カエルの体操」で楽しい身体表現をしました。やる気満々!何よりもニコニコ顔が可愛いい年少さんでした。
年中さんは、運動会で楽しく踊ったあの「ひょつこりひょうたん島」を、歌いました。「…苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ、だけど僕らはくじけない~」そんな歌詞が、きっと年長さんの心に届いただろうと思えた素敵な歌声でした。
年中さんの合奏は、これまで歌い込んできた「手のひらを太陽に」の曲です。友達とルールのある遊びを楽しんだり、力を合わせて動物当番もできるようになってきた年中さん。役割を分担しての分担奏。バッチリでした。いろいろな楽器の登場に、年少さんが目をまん丸にして聞いていましたよ。
最後のトリは年長さん。「青い空にえをかこう」を高らかに歌ってくれました。声がそして、明日への思いが聞く人に届く素敵な歌と歌いっぷりでした。一人一人の顔を見ながら、「本当に大きくなったな・・・」とこみあげてくるものがありました。この歌のように、大きな大きな夢を描き実現していってほしいと強く思いました。
今年のお菓子は、桜餅です。これまでは干菓子を使っていましたが、作っていただいていた和菓子屋さんが店じまいをしてしまい、桜餅になりました。「葉っぱ食べられるの?」「いい匂いがするね」「何の葉っぱかな」「酸っぱい?しょつぱい?」と言いながら味わうひととき。みさき先生が、お雛様のこと、お茶やお茶の道具の事などいろいろ話してくれそのたびに、フムフム頷いたり話題が広がったり・・・お茶を頂くと、これまた様々な表情や感想あり。