園長だより

2020/06/10

年少さんのあそび全開!・・ 2020年6月10日(水)はれ

何がいるのかな?あっ、メダカがいる! 見て見て。

メダカならこっちの池にもいるよ。メダカ釣りたいな・・・

あっここにも何かいるよ。かなちょろだよ。ホラあそこ あそこ

僕も、カメラマンだよ。

ありったけのモノをを並べたり、入れたり、出したりが面白い。「ジュースはいかがですか」と通りがけた私に声を掛けてくれた年少さん。一番大きなコップに入った{ジュース}を頂きましたよ。

土を丸めて壁に投げたら、面白い形に変身。やりたがり屋さんがいっぱい集まってきて次々と投げていたら、誰かが、たらいに水をいれて、たちまち土は、ドロドロのチョコレート状。ドロドロも気持ちいいね!

泥んこを手にたっぷりと付けて、ペタペタペタ。手形の花が咲きました。

透き通ったアクリル板にぬたくったら・・指で絵が描けたよ

ペタペタ グルグル 面白い。「見て見て!かたつむりができたよ」

可愛いい手がいっぱ~いです。

ついでに、足形もぺたぺたぺた。

たっぷり遊んだ後のお弁当は、美味しいね!

 梅雨はどこへやら?・・毎日が真夏のようなお天気に、換気しながら冷房をする日々が続いております。年少さんもお弁当日がはじまり保育時間が長くなって、園庭では、年少さんを中心に水・泥あそびが一層盛んになっています。年中さんや年長さんは、たっぷり遊んだ後に、散歩に行ったり絵を描いたり、チクチク針仕事をしたり・・と課題活動が入ってきました。今日は年少さんを中心に園生活の様子をお伝えいたします。写真を見て分かるかと思いますが、遊んでいて、結果的に濡れちゃった!汚れちゃつた!というのが年少さんです。水・土・砂・泥は、固めたり混ぜたり・・と子どもが自分の手で簡単に変幻自在にすることができる可塑性に富んだ素材であり、かつ「面白いね」「楽しいね」の共感が生まれる魅力的なあそびを生み出す素材です。長い人生の中で、泥あそびを存分に楽しめるのは、幼児期だけです。現在しか出来ない、現在やるから意味があるあそびです。お母さん方には、お洗濯の御苦労が伴いますが、どうぞ温かい目で子どもたちの遊びを見守って下さいね。

2020/06/04

通常保育が始まって・・・子どもの変化は凄い!2020年6月4日

花壇同好会のお母さん方が育てた人参です。

ごしごし洗って、ステック状に切ってマヨネーズやお塩を付けて食べました。新鮮そして甘味もあって、山羊のゆりちゃんにお裾分けできない程の人気。ぱりぱりぼりぼり食べました。葉っぱは、茹でて炒めて鰹節とごまと醤油を少し加えて、ふりかけにして給食弁当の時に食べました。昨年度の花壇同好会のお母さん方、ありがとうございました。

毎日たっぷりと遊び込むことで、こども同士の素敵な繋がりがあちこちで生まれています。ともだちがいうことばだから、素直に受け止められたり分かり合えたり・・と自律心も育ちます。

遊びの中には、思わずやってみたくなる遊びやモノ、ひととの関わりがいっぱいです。

モノとモノとをつなげることで、ヒトとヒトのつながりがより強くなる。

3台の車を考え工夫して、紐で繋げて間隔を同じように空けながら走っています。

僕もやりたい!私もやる!みんなでやったらもっともっと楽しくなりました。

やってあげる、やってもらう。教えてあげる、教えてもらう・・
異年齢の関わりが、豊かな心を育みます。

「この箱車のバスに乗りたいから、お兄ちゃん 抱っこして!乗せて。」との年少さんの無言の要求に応えてくれる年長さんたち。抱っこは出来たけど車に乗せるのは難しくて、近くにいた先生に助けを求めて

無事発車!やってあげたり頼られる喜びと誇りが年長さんの笑顔に溢れていました。

ダンゴ虫、かなちょろ、蝶、クモ、蟻、ハサミムシ、ミミズ・・・・と幼稚園の庭にはたくさんの小さな生き物が暮らしています。そうした生き物を見つけたり捕まえたり飼い始めたりしています。

「虫研究所」が出来て、日々飼う虫が増えています。

こちらは水研究所(?)塩ビ管をいろいろにつなげてみては、水の出方や流れ方の変化を楽しんでいました。小さな科学者たちの大奮闘。

安心して過ごせるようになると、あちらこちらで「挑戦」をする姿が出てきました。

慎重に登ります。これ以上は無理だなと自己判断して降りる。その繰り返しをしながら、自分の力と向き合っています。

わたしが♩ぶたのまるやき ぶたのまるやき こんがりやいて 食べよかな♩と歌を加えたら、ぶたのまるやきの挑戦者が増えました

「見て見て 片手でもぶら下がれるよ」と新技の披露

僕も登るぞ!

 通常保育に戻って1週間。この間私も保育に入らせてもらい若いエネルギーをたっぷりもらいました。新入園児にとっては、新しい社会、新しい人との関わり。在園児にとっては、これまた新しい出会い。ひとりひとりの変化が著しくそして面白くて、保育の傍ら写真をパチリ。カメラを取りにちょっと場を離れただけで「あー残念!面白い場面の終わり」という事も多々あり、ショートドラマ満載の日々です。そんな中からいくつかご紹介いたします。

2020/05/21

今週の分散登園を終えて・・・ 5月21日(木)曇

「食いしん坊だね。ゆりちゃん!これは食べるかなあれは食べるかな」
と子どもたちが、試していました。

外は、大雨。久々に遊戯室で遊んで、楽しかったね。

1をいっぱい並べたり0を並べたりで、お金を作ってごっこあそび。

たっぷり遊んで、さようなら。先週と違ってみんな揃って「さようなら」
出来たよ。年少さん。

坂道に車を走らせたり、水を流したり、ボールを転がしてみたり・・あそびが広がります。(年少)

随分つながって、固まって安心してあそんでいましたよ。年中さん。

「鬼きめ鬼きめ鬼じゃないよ」と鬼きめをする年中さん。鬼を誰にするかより、鬼きめの決め方を面白がっていて・・・面白いな!と思いました。

神社境内を探検!

 先週とはうって変わっての、肌寒い日々。コロナ禍で疲れている身体に堪えますね。今週も分散登園を行いました。年長登園日は、まるで台風のような日。そんな悪天候の中、元気に登園してきた年長さん。予定をしていたさつま芋の苗植えは出来ませんでしたが、遊戯室いっぱいに積み木を広げて、お家ごっこをしたり、数字に興味を持った子たちが、0がいっぱーいのお金つくりをしてのごっこ遊びを楽しんでいました。
 翌日は年少さんの登園日。先週の登園日での楽しさを覚えていたのか、ママとの別れ際にちょっと泣いた子も、すぐに泣き止んで遊び始めましたよ。土・水・乗り物ごっこ・卒園児が作ってくれた「にじいろのいえ」であそんだりして、担任やフリーの先生と随分仲良しになりました。
 そして、今日は年中さんの登園日。この4月から入った子もすっかり担任と仲良しになり、遊びの範囲も広がって、裏庭は勿論隣接する神社境内も探検しました。来週は晴れたらいいな!

2020/05/14

今週の年齢別登園日を終えて・・5月14日(木)晴れ


すばらしい青空に瑞々しい緑。やまぼうしの樹に花が咲き始めました。

久しぶりだったね。又来週来るのを待っているね

休園中でも毎日開けているきりん組(預かり保育)
よつばのクローバー見っけ!

一日登園日・・・この日も青空 いい天気

一日入園の年少さん。ウレタン積み木のお家を壊す子がいないことに、ちょっと驚きの園長でした。

泣いていた子も泣き止んで、楽しく遊びましたよ

 今週から、年長・中・少と3日間に分かれての登園日を設けました。入園式(新しい仲間を迎える集い)の翌日から臨時休園になってしまったという事で、新入園児の中には、お母さんとの離れ際に泣く子や緊張気味のお子さんもおりましたが、圧倒的にみんな元気でした。それぞれに、2時間半という少ない時間でしたが、目には見えない新型コロナ菌の感染への不安が、これまで当たり前にあった日常生活を脅かしているという状況の中でのこの時間は、とても有意義な時間であることを、子どもたちの遊ぶ姿を見ながら感じました。鬱屈していた育ちざかりのエネルギー発散!というひととき。少数の園児を全員のスタッフで関わるという事で、全スタッフが全園児を知る・理解し合うという素敵な時間にもなりました。来週も待っています。

2020/05/07

連休は終わったのに・・ 2020 年5月7日(木)晴れ

園庭の梅の樹に実がつきました。収穫する頃には、収束するといいな・・・

いつもなら、おままごと遊びの素敵な素材になる八重桜の花。今年はこのまま朽ち果てそうです。

じゃが芋の苗も大きくなってきました。お母さん方が植えた玉ねぎや大根・にんじんは収穫されるのを待っています。

 今日は五月晴れ。いつもなら、この青空に、年長さんが協同で作り上げた大きな鯉のぼりが泳ぎ、その下では、あちこちで元気なこどもたちの遊びや楽しい会話が繰り広げられているのに・・・。子どもの声が聞こえない幼稚園は、やっぱり寂しいです。皆さんお元気ですか。私は、この休み中は、巣ごもり状態で、ふだん出来ない事をあれこれやりました。こんな時って、幼いころに馴染んでいた生活や若いころに好きでやっていたことが、生活を潤すのだなと実感しております。新型コロナ感染者が、少しずつ減ってきて、少しずつ出口が見えてきましたが、油断大敵!。ひとりひとりの、自律心とコロナ菌を含めた自然との共生を考えた長期的展望に立った生活が、求められるのではないかと思っております。来週からは、学年やクラス毎の登園日を設けました。任意の登園となりますが、スタッフみんなで、みなさんに会えるのを待っています。

2020/04/28

臨時休園が更に延びて・・・          2020年4月28日(火曜日)

 今後の新型コロナウイルス感染拡大の抑制のために、当園も5月31日迄、休園延長の措置をとりました。残念です。いつだったか、この園長だよりで、私は帚木 蓬生著の〚ネガティブ ケイパピリティ(negative capability)〛」という本について書いたことがあります。「ネガティブ ケイパビリテイ」とは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ懐疑の中にいることができる能力」であり、そのことに、共感と末来への力を頂いたこと・・・等を書きました。
 
 今の私たちに求められている力こそ、このネガティブ ケイパビりティなのかなと思っております。それでも救われるのは、コロナウイルス感染拡大を防ぐためには、3密を避けてこの状況に対処をして、一定期間この事態に耐えれば、いずれ収束するという未来があることです。収束後の日常生活を思い描きながら、前向きに暮らしていきたいものです。今だからできること、やれることという事で、私は、ソエジマならぬ掃除魔(そうじま)になったり、庭仕事や針仕事に精を出しています。

 そうそう、庭仕事といえば、幼稚園の庭には、今、たくさん咲いている花や草取り後の虫を求めて、いろいろな鳥がやっつてきます。前回のお便りで、紹介したブルーベリーの花をついばみに、鶯が来たと書いたのは、鶯ではなくメジロでした。鶯色だから鶯と思ったのは間違いで、ひとつ勉強になりました。御元気でお過ごしください。

2020/04/21

お元気ですか!

本「レイチェル」

ブルーベリーの花をついばみに、ウグイスがきました。

朝・昼・夕とメールのチェツクをしつつ、庭や畑の手入れをしながらの日々。垣根の下で、あっという間に伸び広がったスギナやカラスノエンドウを刈り取っては、山羊のゆりちゃんのご馳走に。ブルーベリーの花をついばみに 鶯もやってきて・・・そんな風に自然のなかで自然に向き合っていると、時を忘れて心が穏やかになります。

 こうした中、朝から雨が続いた週末(4月16日)、外にも出れず、朝から〚レイチェル〛(リンダ・リア作、上遠 恵子訳)とい
う本を読み始め読み更けて読破しました。かの有名な、〚沈黙の春〛や〚センスオブワンダー〛の作者であるレイチェルカーソンの一生を、とてもリアルに綴った本です。

 あらためて知ることが出来たすさまじい彼女の人生。病と闘いながら、書き上げた〚沈黙の春〛。「子どもの世界はいつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感動に満ちています」というすべてのこどもが、生まれながらに持っている「センスオブワンダー(神秘や不思議さに目をみはる感性)」を生涯にわたってもち続けたレイチェルに更に、虜になりました。
 
私たちが生きている社会の問題を、あぶり出しているこのコロナ感染のひろがりの中で読んだからこそ、より深く感じたものがあったのかもしれませんね。

最後に、レイチェルのことばから

  自然を「知る」より自然を「感じる」

 「美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものへの感激、思いやり、哀しみ、賞賛や愛情~などの感情がひとたびよび覚まされると、次はその対象についてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけ出したものは、しっかりと身につきます。、

2020/04/15

臨時休園中です。

みんなと遊びたいなあ!

自然は毎年、私たちに恵みを与えてくれます。ブルーベリーの花満開です。

八重桜の花も満開です。

 新年度が始まり、始業日、一日入園、入園式(新しい仲間を迎える集い)を行い、「さあ!明日から」という所で、臨時休園となりました。残念であるとともに、この間 年度末から入園式まで、新型コロナ感染拡大の状況を見ながらの、綱渡り的な毎日でしたので、気が抜けた感も否めません。窓の外を見れば、「入園式(新しい仲間を迎える集い)の日のあの大嵐はなんだったの?」といいたいほどの、春爛漫の景色です。ブルーベリーの花や八重桜の花は満開で小鳥たちが、花をついばみに来ています。やぎのゆりちゃんも、おいしそうに草を食んでいます。子ども達に声を掛けてもらえず、子どもたちの声が聞こえず、ちょつと寂し気です。不安やイライラが募ることもあるかと思いますが、そんな時は深~く深呼吸をして、前向きに元気に過ごしましょう。

2020/03/19

卒園・進級おめでとう!         3月18日そして19日

高らかに歌を歌いました。ひとりひとりの堂々とした顔を見ていたら、熱いものがこみ上げてきました。

年中さんも歌いました。とても温かい気分になりました。
卒園、おめでとう!

19日の終了日  来年度のクラス発表後の担任発表で笑顔がはじけた瞬間です

新年度のメンバーで手を繋いで「みんなともだち」を踊りました。4月から宜しくね!

新しいクラスに、お道具箱をもってお引越し。お道具箱さん4月7日迄待っててね

 3月18日(水)
 今日は、とうとう卒園式。前日、茨城県に新型コロナ感染者が出たという事で、更なる予防と内容を多少変更をして、ほぼ予定通り行ないました。列席下さったお客様、そして保護者のみなさんのご理解とご協力 ありがとうございました。式の中でもお話をさせて頂きましたが、ふだん、当たり前にしていることや やれることの日常生活が、どれだけ人間の暮らしにとってかけがえのないものであるかということを、この間 実感しております。9年前の東日本大震災後に行なった卒園式と同様、決して忘れることの出来ない卒園式になりました。
 気持ちを合わせて、高らかに歌う年長さんの姿は、すっかり未来に向かっている凛とした姿であり、反って子どもたちからエールをもらった園長です。年長さん、卒園おめでとう。

 卒園式に参加した年中さんも、素敵でしたよ。証書をもらう年長さんに、様々な思いを込めて拍手をしたり、手を振ったり・・・共に暮らした年長さんとのお別れという事で、気持ちを込めて歌も歌いました。そして、今日は終了日。年長さんがいない幼稚園は、あちこちに淋しさが漂っていました。

 終了式では、来年度のクラスとクラス担任を発表しました。普段から一緒に遊んだり交流し合っているので、新たな一歩への期待が漲る式になりました。在園児の保護者のみなさん来年度もどうぞよろしくお願い致します。

 追・
今朝 一番乗りで登園してきたのは、何と一羽の美しい雄のキジ。注意深く周りを見渡した後、畑で何やらついばみ 朝ご飯を済ませ、門から登園してきました。そ~っと近づいたものの、山羊のゆりちゃんがどたばたと騒いだので、神社の森に逃げていってしまいました。でも、何だか幸せ気分になりました。きっと園児の卒園と進級を祝いに来たのかもしれませんね。
 

2020/03/13

年中さん!共に暮らした年長さんに 心を込めてプレゼント 3月13日(金)

年長さんいつもありがとう。小学校にいっても忘れないでね

にじ組公園のOPENです。

滑るよ、滑るよ、ジェットコースター

面白い!

お化けトンネルです。何かが隠れていますよ

ケーキはいかがですか。

じゃじゃ~ん。プレゼントで~す。中見ていいよ!

それぞれのメッセージがこもった手紙。

メダルいっぱい作ったんだ。破れないようにね。

次々に出てくるプレゼント。嬉しいな。

 先日は年長さんから〚にじいろの家〛のプレゼントが贈呈されましたが、実は年中さんも、年長さんの為に、内緒でプレゼントを作っていたのです。「いっぱいあそんだり優しくしてもらった年長さんに何かをプレゼントしよう」という事で、クラスのみんなで考えあい、意見を出し合って決めたことに向かって、何日もかけて取り組んでいた年中さん。
 
 昨日は、にじ組年中さんが「にじぐみこうえん」をOPEN。ジエットコースターやお化けトンネル、ケーキ屋さんもある素敵な公園。ジェットコースターに乗ると、花吹雪が舞うというプレゼントもあって、あちこちで年長さんの歓声が上がっていました。今日は、その公園に年少さんも遊びに来ていて、最後には年少さんに乗っ取られてしまうほど楽しんでいました。

 そして、今日は、かぜ組でもプレゼントの贈呈がありました。「年長さんありがとう」の声のメッセージと共に手渡されたプレゼント。早速 袋を開けてみると、カラフルな木の箱。何と節分の時に折って作った角箱の技を生かして、画用紙で折り 様々に彩ったふたもついていました。その蓋を開けると、メダルや額入り写真、手紙・・・とまたまたプレゼント満載。一つ一つ取り出しては、喜ぶ年長さんに、あれこれと説明したり、思いを伝える年中さんの姿が素敵でした。

 年長さんへの思いと、これまでの園生活で身に付けた技や経験そして何よりも、年長さんにやってもらったことや見せてもらったことの数々が、プレゼントの中に集約されていることを感じました。

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