園長だより

2022/03/22

2021年度が終わりました。3月22日(火)雪

卒園式会場の入り口には、卒園進級プレゼントにとお母さんたちが演じて下さった人形劇の人形や小道具、バスの運転手さんがこの日のために育てて下さった桜草、そしてご近所のおじさんから届いた河津桜がおかれ、卒園を祝ってくれました。

会場には花道、壁や窓ガラスには年中さんがつくって飾ってくれた花々。年長さんが4月に染めて描いて縫って作った大きな大きな鯉のぼり、育児休業中のちひろ先生から届いた花籠が飾られ、年長さんの入場を待ちました。

そして、今日!なんと雪景色です。

隣の神社は春と冬が混在

クラスとクラス担任の発表には、これまた人形劇「どっきりたぬきの発表会}で使った先生人形を使用。それぞれ4月からの胸章を付けてもらいました。

来年度のクラスメンバーで手をつなぎ、「みんなともだち」を踊りました。

お道具箱のお引越し。4月からよろしくね。

3月18日(金)雨
 昨日までの小春日和が一転、今日は雨。きっと、お空も別れの涙を流してくれたのでしょう。雨の卒園式になりましたが、コロナ禍の中、この日まで休園することなく卒園式を迎えることができたこと、深い安堵と共に感慨深いものがありました。一人一人、大好きな担任から頂く卒園証書。マスクを着けたままでしたが、卒園児・在園児・保護者とそれぞれに、大きくなった喜びや嬉しさ、お別れの寂しさ・・等複雑な感情をのせて歌う歌を聞きながら、私の頭には、たくさんの思い出が走馬灯のように流れていきました。
 子どもたちの歌は勿論ですが、今年の卒園式でひときわ心に残ったのは、保護者の方たちの歌声でした。例年は卒園式の前に1~2回、園に集まり練習をして歌ってくださっていた歌。今年は、集まることができない状況の中、何と!スマホを使って各ご家庭で練習をして卒園式本番に臨んだとの事。かくご家庭での練習が功を奏して、お母さんだけではなくお父さんや子どもたちも自然に覚えることができたようで、父母の方たちに加えていつの間にか子どもたちも加わり、まさしく自ら「歌う歌」になった「こころのねっこ」という歌。その歌詞と共に心に強く残りました卒園児の保護者のみなさん、ありがとうございました。あらためて、お子さんのご卒園おめでとうございます。

3月22日(月)雪
 今日は終了日。昨日は園の畑を、モンシロチョウが飛び交う春うららの天気だったのに、今日は昨日とうって変わっての雪。それも今期一番の大雪。年長さんがいない分の静寂さがひときわ増していく雪模様です。残念ながら、雪遊びを楽しむ暇もなく終了式。ホールに集まって、年長さんがいなくなったことをみんなで実感して、ジャジャジャジャーン!来年度のクラスとクラス担任の発表をしました。4月からは、にじぐみとかぜぐみの縦割りクラスに入る年少さん。お部屋に戻りお道具箱の引っ越しをして、年中さんになる期待を高めました。4月から年長さんになる現年中さんが、それぞれ大歓迎で迎えてお道具箱を入れる所を教えてくれました。明日から春休み。どうぞ元気にお過ごしください.

2022/03/10

ありがとう!年長さん・・卒園記念活動の贈呈式 3月9・10日

「一緒に暮らした年中さんや年少さんたちが喜ぶことをしよう」という思いで、一人一人が考え、思いを出し合い、たくさんの話し合いをを経て取り組んできた「卒園記念活動」。その贈呈式が行われました。

人形や動物のぬいぐるで。自分でデザインして糸と針を使って縫い上げ、綿を入れて、目鼻を付けて・・・と長い工程、思いを込めて作りあげました。とても可愛くて個性的です。

金槌、大工グループは、3階建てのドールハウスを作りました。えんとつやはしごやエレベータ―付きの立派な家です。庭にはブランコや滑り台鉄棒・・・・いろいろ子どもたちの思いを形にしたものが盛りだくさんあります。

指編みで、マフラーや帽子もできました。指編みは、お手の物の子どもたち。編む過程では、世間話に花を咲かせるほどの余裕ぶりを見せていました。

プレゼントは、これだけではありません。「じゃじゃーん!」暗幕を外すと、何と、迷路やさんがありました。

山あり谷あり、暗闇ありの迷路の先には、素敵な折り紙で作ったあれこれがあって、ご褒美にもらえます。暗い迷路では、あたたかい励ましのことばやら、やさしい手が差しのべられていました。

相手の思いに寄り添い、相手に応じた手の差しのばし方や声掛け・・・
「大きくなったな・・・」って しみじみ思いました。

ここでも、「どうぞ」「こっちだよ」の優しい声 そしてやさしい手。

そして、本日の迷路やさんのお客様は、満3歳児クラスたいよう組の子どもたち。ドキドキびっくりのたいよう組さんにも、更に優しい手が差し伸べられて・・・・

無事に迷路を渡り終え、折り紙のプレゼントもらいました

2022/03/07

春うらら・・ひな祭りお茶会・・3月3日(晴れ)

七段かざりを真ん中に、もうすぐ卒園する年長さんが、卒園記念活動の合間に製作したお雛様を飾って
ひな祭りお茶会を行いました。いつものきりん組の部屋が華やいでいます。

亭主をつとめるのは年長の女の子たち。Y先生やM先生の手ほどきを受けながら神妙なひととき。裏の水屋からも茶筅を回す音が聞こえます。

今年の干菓子はこれ。春をたっぷり味わってもらいました。

年少さんも、いつもとは違う雰囲気を、存分に楽しんでいました。雰囲気が醸し出す力ですね。

鬼滅の大好きな年長さん。そのせいか、今年は七段飾りの道具や随身が持つ武器に見入り、興味や関心を示す子が多かったですよ。

最後の最後に、きょうの亭主を務めてくれた年長さんの女子に、Y先生が特別にお点前を見せてくれました。これまた、食い入るように見入る子たちの真剣さに、びっくり。さすが年長さんならのまなざしですね。

子どもたちの作品が、ひな祭りお茶会の雰囲気をさらにほのぼのとしたものにしてくれました。

たくさんのご馳走を頂いて、嬉しさいっぱいの満3歳児さんの作品です。

2022/02/25

お母さん方からの進級プレゼントの観劇会・2月25日(金)

昨日の午後1時のことでした。遊戯室に行くと何やらいつもとは異なる雰囲気。そこに現れたるは5匹の親狸と小さなかわいい子狸。「明日楽しい劇をやります!」とのご案内。子どもたちとのやりとりの合間に、リズムよくポンポコリンと太鼓の音。子どもたちに大うけでしたよ。

狸たちから頂いた招待状です

明日、遊戯室で、「たぬきのどっきり発表会」という劇を、お母さんたちが演じてくれるよ。

みんながおおきくなったことへのプレゼントだって!

そして、迎えた今日の日。子どもたちは、朝から、「早く11時にならないかな」「楽しみ楽しみ」とあちらこちらでつぶやいていました。
そして、いよいよ開演です。お母さんたちがあたたかく出迎えてくれ、思わずタッチ!

いけのかわようちえんに、5匹の子だぬきがやっつてきて、何やら化ける練習をはじめました。

あれあれ、なんだか見たことあるバスやら先生たちも出てきましたよ。

「あっM先生だ!」

ボールに化けた狸が、あちらこちらを飛び交い、子どもたちは大喜び。

終演後、劇に関わっていたお母さんたちが、あちらこちらから出てきました。人形やペープサートの動かし役、ナレーター、音響、照明、大道具、小道具・・・様々な方が、いろいろな場で作ったり描いたり練習したりして、つくりあげてきたことにびっくり。そうそう上演時間中、赤ちゃんの子もり役に徹してくださったお母さんもおられたとのこと有難いことです。

ポンポコリンの太鼓の音とともに、クラスに戻った子どもたち。何やら歓声が聞こえてきたので覗いてみたら、おみくじを引いたり、真新しいポストに、シールノートを入れたりしていました。たぬきからのプレゼントのようです。私がおみくじを引いたら、吉でした。本当に吉の一日になりました。たくさんのお母さんたち、ありがとうございました。

   上演前の裏舞台の一こまです。

コロナ禍の中、感染状況を見計らいながら、少しずつ準備を重ね創りあげてきたお母さん方による劇「たぬきのどっきり発表会」。上演できないこともあるだろうという予測の中での、あちらこちらに気遣いながらの取り組みだっただけに、さぞかし大変だったことと思います。今日上演出来たこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました。そしてご苦労様でした。
 コロナ禍で不要不急の代名詞になってしまっている文化が、どれほど人間らしい営みであるかを身をもって感じさせられている今の私たちの生活。そうした中での今回のとりくみ。子どもたちへのなによりのプレゼントになりました。こころより 御礼申し上げます。

 

2022/02/16

幼稚園生活最後のジョイントおはなし会(年長)2月16日

今日(2月16日)は、年長さんのジョイントおはなし会がありました。今年度は勿論、園生活最後のおはなし会です。まずはいつもの、ろうそくの歌からの始まり始まり・・。

最初は、原口先生による素話「屋根がチーズでできた家」。ちょっと怖いお話でしたが、よ~く聞き入っていましたよ。その後は、まど みちおさんの詩「くちびるたいそう」を先生のリードで復唱。
   わらわないで できるかな
   くちびるたいそう はははひふへほ
   ほほほへふひは ははははほ ほほほほは
   できた できた・・・・と続く詩。
できたできたのところ、なんだか一番嬉しそうに唱えていましたよ。

先日、雪が降ったということで、次に読んでくださったのは「はたらきものの じょせつしゃ ケイティ」文と絵 バージニア・リー・バートンでした。道路や迷路・乗りものが大好きで、お話の筋をたどれる年長さんならではの絵本を、共に過ごした仲間と共有する時間になりました。

人形劇は、「しろいうさぎとくろいうさぎ」いけのかわバージョンでした、うさぎたちのあそびが、かくれんぼや馬跳びに加えて、穴掘り、池つくり、泥風呂あそび。あそびの体験豊富な年長さんだけに、「穴掘り手伝ってあげるよ」とか、「気持ちいいよね」とか実感のこもった言葉が発露していました。
 最後は、詩「ともだち」東君平を原口先生が読んで下さり復唱をしました。胸がキュンとしてしましました。卒園まで、あとわずかです・・・・
      ともだち
またあいたいね きみとぼく
あったらきっと わらうよね
まあたいね   きみとぼく
あったらきっと あそぶよね
またあえるよね きみとぼく
わすれないよ  きみのこと

おはなし会の最中、外から何やら太鼓の音。R君、を先頭にした獅子舞の登場。二つの空き箱の端をガムテープでつけて獅子の口に見立て、パクパクさせながら練り歩いています。被っているのは、2019年度卒園児の卒園活動で作った「にじのいえ」の中に敷いてある指編みで作りあげた敷物です。足の動きも様になっているし、隠れているようで隠れていない空間を楽しんでいる年中さんの姿があまりに可愛くて微笑ましくてシャツターを切りました。

にわか獅子舞ににわか太鼓(箱をたたいていました)楽しいひと時でした。・・・先月のどんど焼きの時に神社の氏子さんに、獅子頭を見せて頂いた共通体験が、遊びをさらに楽しくしていたのかもしれませんね。子どもたちの共通体験の力を感じました。

 冬ならではの写真、これも思わずシャツターをきりました。この冬は例年より寒いので、毎日のように氷遊びが繰り広げられています。

2022/02/04

いけのかわの 鬼やらい 2月3日(晴れ)

今日は暖か小春日和。節分ということで邪気を追い払う豆まきをしました。朝から大量の生豆炒り。煙の匂いに混じって豆を炒るいい匂いがしてきます。炒りながら「この豆からできる食べ物は何だ?」のクイズを楽しんだり・・・と豆談義を楽しみました。

準備体操がてら「鬼のパンツ」を踊り、英気を養ったところで、まずは自分の鬼退治をしました。ぶつける豆がなくなったところに、突然の鬼!びっくりです。また豆をもらって果敢に挑む子、泣き出す子、逃げる子いろいろです。鬼退治といえば「桃太郎」ということで、桃太郎に扮したかぜ組さんが、特に果敢に挑んでいましたよ。

鬼を追い出して、みんなで万歳!さすがの年長さん年中さん、ありがとう。びっくりどっきり泣いちゃった年少さんに代わって「ありがとう」。

午後は、鬼の嫌いなイワシを炭火で焼いて、鬼退治に留めをさしました。早く新型コロナウイルスも逃げ出してくれたら嬉しいな!とイワシを焼きながら願っていました。

あつあつ焼き立てのイワシは、美味い!

この日の詳細の写真は、玄関ガラスにに掲示しましたので、機会がありましたらご覧ください。今回は、子どもたちの作品の紹介をします。

年中・長さんは、5枚の板を、あれこれ考えて組立てての枡を作りました。模様をつけたら世界に一つだけの素敵な枡になりました。

年少さんは、1枚の紙から、自分なりに考えて、「豆がこぼれたり落ちたりしない入れ物」作りに挑戦して作りあげました。「見て見て、豆こぼれないよ!」

こちらは自分の鬼、怒りんぼ鬼・泣き虫鬼・食いしん坊鬼・・・いろいろです。毛糸やペットボトルのフタなどいろいろなものがついていましたよ。

いろいろな形の構成で作った年少さんの作品。これまでの積み重ねが、その子らしさを生み出しているのを感じます。

こちらは、年長さんの作品。リアルですね。

手足は勿論、おっぱいがついていたり、へそがあったり、牙が鋭かったり、パンツの模様にこだわったりの年長らしい表現です。

角が6本あったりたっぷりの牙があったり、なんだか作り手に似ていたりと、これまた年少さんの可愛いい作品。鬼のカラフルパンツも素敵。並べるとまたまた素敵。

右側は、「怖い鬼」というテーマで描いた年長さんの作品です。顔で怖さを表現したり、金棒をもたせて、より怖さを強調しています。
左側は、「自分の中にいる退治をしたい鬼」を描いた年中さんの作品です。「お母さんと離れられない鬼」「お家にいると赤ちゃんになる鬼」なんていう鬼もいましたよ。自分のことを客観的にとらえられようになってきた年中さんならではの鬼です。

2022/01/17

同窓会でも 餅つきぺったん! 1月15日(土)晴れ

昨日に続いて、餅つきをしました。例年は小学校の全学年を対象に同窓会として行うのですが、今年もコロナ禍ということで、3~4年生を対象に少ない人数で行いました。ネットがなくなって簡単には登れなくなったイチョウの樹。さすがの小学生!果敢に挑みました。

もち米も蒸けて餅つき開始です。これまた小学生は力強いです。

体幹がものをいう餅つき、ぺったんぺったん良い音が響きましたよ。

傍らでは野菜を刻んでお雑煮つくり。衝きあがったお餅はちぎって・・お雑煮の中に入れ、頂きま~す。

美味い!大鍋がすっかり空っぽになりました。

山羊のゆりちゃんもご馳走タイムです。これは食べるかあれは食べるか・・これが好きか嫌いか・・いろいろ試してゆりちゃんと交流しました。ごちそうさまでした。

2022/01/14

きょうは餅つき  1月14日(金)晴れ

空は青空、餅つき日和。新年の始まりは餅つきということで、餅つきをしました。昨年に引き続きコロナ禍ということで、園児とスタッフだけで2臼ほどついてお雑煮にして食べました。お雑煮の野菜は年長さんが刻んでくれました。園の畑で採れた大根と白菜そしてシメジや揚げやネギ・・・年長さんが次々に刻んでは大鍋のところまでもってきてくれました。「美味しく美味しくな~れ」と年中・少さんたちが団扇であおいでくれたり、鍋のぞきを楽しんでいました。

餅つきの前に、もち米のお蒸かしを食べました。「おいしい」「口の中で餅になったよ」・・いろいろな感想が出ましたよ。

鉢巻姿の勇敢な年長さんが、交代でぺったんぺったんとお餅つき。

「ぺったん!ぺったん!ぺったんこ!」「ソーレ」・・・と年少さんのたくさんの声援も受けて頑張った年長さん。ご苦労様でした。

餅もつけたけれど、霜が解けて、あれあれ お庭の土も、どろんこ餅になりました。

早帰りのたいよう組さんが、一足早く搗き立てお餅を少しずつ食べました。お蒸かしもさながら、お餅も大人気でした。」

美味しくな~れ!美味しくな~れ!のおまじないで、野菜味がしみ込んだ美味しいお雑煮の出来上がり!

お餅をたんと食べた後、門松崩しを行いました。バスの運転手の小園さんが作ってくれた門松です。ばらばらに解して、それを手にしながら裏の鹿島神社にいき置いてきました。明日のどんど焼きで燃やしていただきます。なんと!宮司さんから、みかんを3箱もいただきました。ご馳走様でした。

神社の方が、何と獅子頭を出して下さり、お披露目してくれました。意外と「可愛いいね!」という感想もあり、口の中を覗かせてもらったり、鼻をホジホジしたり・・。今頃獅子頭さんくしゃみをしているかも・・・です。得難い経験をした1日になりました。

2022/01/07
2021/12/21

 またまた来ました! お母さん紙芝居屋さん12月18日(金)

雨上がりのあたたかな日差しが降り注ぎ始めた午後。拍子木と銭太鼓の音が鳴り響いて、お母さん紙芝居屋さん(絵本同好会)がやってきました。本日の紙芝居は「クリスマス」と「にらめっこしましょ あっぷっぷ」の2本立て。二人のお母さんが演じてくれました。
クリスマス会を前に、素敵な演目を演じて下さり、ありがとうございました。

「にらめっこしましょ あっぷっぷ」は、参加型の紙芝居ということで、演じ手と子どもたちのにらめっこ遊びが始まりました。

「にらめっこしましょ あっぷっぷ」・・いろいろな変身顔が見られ、演じ手のお母さんの顔もさながら、子どもたちの、様々な表情に写し手の私は、カメラのレンズを覗きながら、ほくそ笑んでおりました。

面白かったね!絵本同好会のお母さん方ありがとうございました。また、楽しみにしています。

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