園長だより

2022/07/07

願い事、天まで届け!・・7月7日(木)曇りのち晴れ

朝まで降っていた雨も上がり、青空も出てきて絶好の七夕日和。七夕祭りを行いました。この間、各クラスで作ってきた七夕飾り。輪飾りや〇△□をつないだ飾り、家族みんなの願い事が書かれた、折り染めで作った短冊等、素敵な飾りが、台風一過(?)の風に揺られて、出番を待っています。

七夕祭りのはじまり、はじまり。年長さんが園庭のまんなか迄運んできます。長くて重い七夕飾り。みんなで力を合わせてわっしょいわっしょい。

立てているのも大変なもの。倒れないようにと、これまたみんなで踏ん張りました。

5本の笹飾りが集まったら、もっと素敵になりました。耳をすますと「サラサラ」という音が聞こえます。みんなで「たなばたさま」歌を歌いました。

大きな笹飾りを、先生に小さく切ってもらって、園庭のまんなかに運び、笹飾りのお山を作りました。点火して、みんなで静かに火と煙を見つめました。

「僕の願い事、私の願い事、家族の願い事が天まで届きますように」とお空に向かって、お願いをしました。

一生懸命、一生懸命祈りました。

午後は、私が「いももち屋」さんの営業をしました。先日子どもたちが掘ったじゃがいもの残り(残しておきました)を、茹でてつぶして片栗粉とお砂糖を少々加え、捏ねて丸めてバターで焼きました。いい匂いに誘われるかのように、子どもたちが集まってきました。焼きあがるのを待つ時間が、更に味を美味しくさせたようで、「美味しい」「おかわり食べたいな」の声を、イッツパイもらいました。
今年は、仕上げに醤油をちょっとたらしてみました。

七夕の笹飾りに因んで、芋餅は熊笹の葉に包みました。笹の香りもほんのり・・・フーフーしながら食べました。是非、お家でもお子さんと一緒に作って食べてみてください。

2022/06/24

今年は豊作!じゃが芋ほり ほり・・6月23日(木)ミスト雨

このところ、あてにならない天気予報。晴れの予定が、サラサラ優しいミスト雨。ジャガイモ掘り決行!今年は出来が良いうえに、大豊作(掘ってから分かりましたが・・・)畑を元気にしてくれるミミズなどの虫もたくさんいましたが・・・いろいろなことを感じながらホリホリ ホリホリ。

見て見て!こんなにとったよ。

「うんとこしょ どっこいしょ」「手伝ってあげる」「見て見て」「ここにあるよ」「いっぱいついているね」「この形面白いよ」・・・実感こもる様々な言葉が行き交います。

いい手つき、腰つき・・・。

年少さんは、自分でとった分だけお持ち帰り。年中・長さんは、掘ってはバケツに入れて、大きなたらいの中にいれました。たらいの中は、じゃがいもの山。たらいごと園庭迄運んで山分けにする予定でしたが、重くて重くて運べません。ということで、畑の中で山分けをしました。

一人10個ずつ数えて、袋に入れました。それでもまだまだ残っています。
またまた10個を数えて入れました。合わせて20個、みんな間違えないで入れられたかな。

園庭迄運びます。「よいしょよいしょ」頑張りました。

翌日、園庭に竃を出して、残ったお芋を茹でました。アツアツのじゃがいもにお塩をかけて、フーフー言いながらたべたじゃがいも。自分の手で収穫し運び、茹でるプロセスを見ながら待ちわびたことが味に加味されておいしおいしいひと時になりました。

2022/06/21

親子ふれあいデイ第2弾!開催・・6月18日(土)曇り

明日は父の日。ということで、親子ふれあいデイ第2弾を行いました。

紙粘土を捏ねて作った「お父さんの顔」
年長さんの作品です。手作りの額に入れて、週明けに持ち帰ります。

年長さんのご家族の方、お楽しみに!

午前の部は、年少さん親子。随分と遠くまでのお散歩を楽しめるようになった年少さん。今回は地図を持って、お父さんやお母さんの道案内。
散歩の前に、体ほぐしの親子遊びを楽しみました。

まずは、園の裏にある鹿島神社の森の中を歩いて・・「たんぽぽ見っけ!」

坂道下って、公園へ。たけのこ・アジサイの花・・色々見つけたね。ビワの実もあったよ。小粒だけど、食べたらおいしかったよ。皮だって自分で剥けるよ。

お父さんやお母さんを鬼にして、いつもやっているかくれんぼをしたよ。「もういいかい」「まあだだよ」のやりとりが楽しいんだ。早く見つけてくれないかな・・・

園に戻って、園庭で遊んだよ。きょうは、お父さんやお母さんのお抱え運転手付きで、ラッキー!お父さんおかあさんご苦労様でした。そしてありがとう!

午後の部は、年中・長さんの親子で、陶芸に挑戦。いつもの油粘土や紙粘土ではない土粘土に挑戦。親子で仲良く力をあわせて1枚のお皿を作ります。まずは手の運動から。

手のひらで優しくたたいて広げていきます。早くしないと、乾いちゃうんだよね。

綿棒で、やさしく伸ばして〇を作りました。

ガーゼのお布団に載せて、模様をつけました。年長さんは、あらかじめ親子で相談して描いてきた下絵を見ながらの模様作り。

小一時間かけて集中して作ったお皿、この後は乾燥をさせて窯に入れて焼きます。出来上がるのは夏休み明けかな・・ということ。どんなお皿が出来上がるか楽しみ楽しみ。最後は、遊戯室に集まり、お皿作りの感想を話してもらったりしました。お父さんお母さん、きょうはありがとう、ご苦労様ということで、子どもたちから肩たたきのプレゼントで終了しました。

2022/06/10

職場体験で中学生が来園 ・タケノコ、竹のあそびもしたよ 6月10日(金)曇り

梅雨入りして、晴れ間がひときわ嬉しい季節になりました。今日は、駒王中学2年生が5人程、職場体験にきました。一緒に遊んだり、歌をうたったり、お弁当を食べたりした一日。帰りの集いの時には、特技や好きなことを披露してくれました。絵本の読み聞かせやダンスにクイズ、ピアノの披露と素敵な時間になりました。

3人で「とーふやさん」という絵本を読んでくれました。

BTSの
ダイナマイトという曲に合わせて、お姉さん先生と一緒に踊りました。

細やかな演奏、流れるような圧倒的な名演奏に、びっくり、うっとりする子どもたちでした。

伊藤先生が、お家から竹になりかけの竹をたくさん持ってきてくれました。4月の時は、年長さんが掘った筍の皮をむいて遊びました。今回はその時の筍が竹になっていく途中を存分に感じられる機会になりました。柔らかい竹は、剣になったりコップ・器になったり。つき組さんは、竹の大小を赤ちゃんに見立てて、お風呂に入れたりクルマに乗せたりして、ごっこ遊びを楽しんでいました。

どの竹が背高かな?たけの背比べです。

硬くなった竹。「これでテントを作りたい!」との子どもの思い。バーベキューからキャンプ場つくりとキャンプごっこあそびが続いているかぜ組さんならではの思いです。

いろいろと試行錯誤して作りましたよ。

かやをかぶせて、ゴザをしいて完成。出たり入ったりとたくさんの子たちが楽しんでいました。

のこぎりに興味津々の年少さん。見よう見まねで挑戦です。柔らかいので切りやすく、切っては満足する子どもたちでした。切ったのは、コップや器になっていました。

穂先はもっと柔らかいので、リズミカルに切れましたよ。まるでお母さんがお料理しているみたいでした。お母さんの台所仕事をよく見ているんだね。

きょうの事ではないけれど。・・・

年中さんの2クラス合同の横割り活動も始まりました。歌ったりピアノに合わせて体を動かしたり、動物になりきったりを楽しんでいます。
亀になったら、親亀にいつの間にか子亀が重なって・・・楽しそうでした。

花壇同好会のお母さんたちの活動も始動!プランターの植え替えや雑草取りをやって下さいました。ありがとうございました。

2022/05/26

五月・・あれこれまとめて・・・

今年も、茨城キリスト教大学から分けて頂いた「アンネのばら」が咲きました。ウクライナへの軍事侵攻が始まって3ケ月。心が痛みます。ウクライナの方たちが、早く安心して暮らせることを祈るばかりです。

5月20日(金)晴れ
 年長さんが畑に、さつま芋の苗を300本植えました。今年は苗がなかなか手に入らず、様々な品種の寄せ集めになりました。それはそれで、「成長の仕方や味の違い等を感じることができるかもしれない・・・」と楽しみにしています。年長さん暑い中、ご苦労様でした。

幼稚園に入園して、1か月半あまりの年少さん。安心できる担任の先生や自分たちのお部屋を基盤に、あちらこちらで「つながり」が生まれています。これは、お兄ちゃんたちがやっていた遊びの再現です。水溜まりに自転車を置き、ペダルを踏む。その踏む早さ加減で、タイヤから飛び散る水加減が変わる・・・跳ね上がる泥水にかからないように・・と逃げ回りながら歓声をあげるこどもたちです。

同じ物を持つのが嬉しい!ネ。水の出し入れが面白い!ネ。共感の笑顔がはじいています。水の出し入れが、シャワーあそびや色水つくり・・・に変化をしてきている今日この頃です。

あそびのテリトリーも、裏庭のアスレチック、畑、野原、神社の森、弁天池、池の川運動公園の森・・と広がっている年少さん。いろいろなことに挑戦しています。「友達と同じようにやってみたい!」という意欲。これまた安心が源です。

そうそう、初夏の大ニュースです。赤ちゃん亀の誕生です。それも、何と8匹!です。不思議なのは、親亀がいないことです。昨年の今頃、2匹いた亀のうちの1匹が亡くなり(❓甲羅だけがあったのです)、そして今年、子亀が出てきたものの、親亀はいまだ冬眠していただろう穴から出てこないのです。子どもを産んで命果てたのか???残された亀の子たちは、元気に日に日に大きくなっていて、亀の生命力・子孫繁栄の力にびっくりです。

5月25日(水)絵本同好会の勉強会
年長さんの、ジョイントおはなし会の後、絵本同好会のおかあさんたちの勉強会を行いました。講師は、おはなし会にいらして下さっているキリスト教大学教授の原口先生です。お母さんたちによる絵本の読み聞かせが始まる前の勉強会ということで、絵本の持ち方や扱い方からはじまり、お母さんたちの実演です。それに対して、ひとつひとつ丁寧なコメントを頂きました。時間が足らずこの続きは6月22日(水)のジョイントおはなし会の後に行うことになりました。

こんなことにも取り組んでいますよ。年中さんが描いたり作ったりしたママへのプレゼントです。

こちらは、年少さんの作品。「大好きなお母さんです」糊やハサミの使い方を伝えるという担任の意図も含まれています。〇▽□の組み合わせですが、その子らしさ、その子のお母さんらしさが滲み出るのが、面白いですね。

 久々の「園長だより」になりました。各クラスの担任が、それぞれにきめ細かなクラスだよりを書いてくださるので、嬉しい限りです。というわけで、今回は、あれこれまとめて書かせていただきました。そうそうきょうは、花壇同好会のOG(2021年度卒園児のお母さん)の方たちが、第3駐車場の雑草の草刈りをしてくださいました。暑い中額に汗をして・・・
感激です。卒園しても、園にこれまでに思いを寄せて下さっていること、本当に有難いのひとことに尽きます。こうした主体的なとりくみは園運営の大きな励みになります。ありがとうございます。

2022/04/29

今日は親子ふれあいデイ第1弾!・・4月29日(金)曇りのち雨

今日も鯉のぼりが元気に泳いでいます。親子ふれあいデイ第1弾を行いました午前の部は年中・少さんの親子。年中さんは、日頃のお散歩コースの
ウオークラリーを楽しみ、年少さんはクラスのお部屋や遊戯室、園庭で遊びました。日頃、園庭とお部屋で遊ぶことが多かった年少さん。入園式以来、遊戯室に入ったことがなかったので、大人気。そこにとどまって遊ぶ親子さんがほとんどで、いつの間にか、いろいろな遊びがつながっていきました。

カラーリングを並べて、跳んだり、フラフープをしたり、転がしたり・・・そんなそれぞれのあそびが繋がって、いつの間にか素敵なトンネルに。

午後の部は年長さん。こちらも歩き慣れあそび慣れた場所のウオークラリー。いろいろなミッションに挑みました。時折、雨がポツリポツリ。雨なんかなんのそのの年長さん。全員完歩。園に戻って答え合わせ。

ふむふむ、今日はここを歩くのね!地図を見て確認です。

 新年度が始まって20日余り。今日は親子ふれあいデイ第1弾を実施。午後には冷たい小雨が降る生憎のお天気でしたが、いかがでしたか。楽しんでいただけましたか。私は、昨日から足腰の冷えがひどく、今回は園内にとどまらせていただいたので、ウオークラリーの様子は見れませんでした。園に戻ってきたときの親子さんたちの様子から、きっといい時間を過ごしたんだろうな・・と感じましたよ。保護者のみなさんご参加ご苦労様でした。ありがとうございました。第2弾は6月です。楽しみにしていただけたら嬉しいです。

2022/04/29

🎵屋根より高い鯉のぼり🎵が空に泳ぎ始めました。4月28日(木)晴れ

今年も空に上がりました!年長さんが力を合わせて、染めて描いて縫い上げた鯉のぼり。それぞれのクラスのこどもたちの思いが詰まった鯉のぼりです。鯉のぼりのお披露目をした「鯉のぼり集会」の様子をお知らせいたします。

大きな鯉のぼりを手にした年長さんの登場です。

初めて見るこいのぼりに、びっくり!の年少さんたち。

ポールの紐に結んで、子どもたちの掛け声をうけてあげました。

最後は、クラスごとに繋がっての「人間鯉のぼり」。お空の鯉のぼりを見上げながら、お庭を練り歩きました。

じっと見ていた年少さんも見よう見まねで飛び入り参加!鯉のぼりは、5月いっぱい土日祝日を除く雨以外の日に、あげておりますのでご覧ください。

2022/04/29

安心してあそぶ子どもたち・・・4月27日(水)

園庭の八重桜が満開です。裸ん坊だったイチョウの樹も芽吹いてきました。新年度が始まって20日余り。新しい生活に随分となれて、日々笑顔と歓声が溢れる幼稚園になっております。

サッカーなどの集団あそびもうまれています。

裏庭の山や畑や山羊のゆりちゃんと遊ぶのが大好きな年少さん。いろいろなごっこあそびが、あちこちで生まれています。

2022/04/22

身体中で季節を感じた たけのこ堀り(年長)とその後 4月21日(水)

心配していた雨も降らず、薄曇りのたけのこ堀り日和。年長さんがたけのこ堀りに行きました。行先は水戸市内原町。まずは、たけのこ掘りの掘り方の伝授。たけのこの顔は見えてもまだまだまだまだ・・掘れません。やっと掘れると、思わず拍手!がわきました。

いよいよ自分たちで掘り始め。黙々と掘り続ける子、助けを呼ぶ子いろいろでした。悪戦苦闘の小一時間の末・・・・・掘れた採ったたくさんのたけのこ。

こんなにいっぱ~い。おもむろに数え始めたG君。みんなも集まってきて、みんなで数えたら、何と179本もありました。「お腹が空いた」の声があちこちから聞こえてきました。そうだよね、179本も掘ったんだものね。ということで、お弁当を食べました、「お外で食べると美味しいね」「働いた後は美味しいね」「みんなで食べると美味しいね」・・・いろんな声が聞かれました。

昼食後は、あちこちでいろいろな遊びが始まりました。竹藪に入って竹を揺すったり、「うらめしや・・・」と言い合いながらお化け屋敷ごっこが始まったり、栗の実を見つけて、栗パン屋さんが開店したり、竹の棒を釣り竿や鉄砲や刀に見立てて戦いごっこが始まったり・・・自然は遊びの宝庫です。

翌日は、山のようなたけのこの皮むきとたけのこ茹でをしました。

皮をむいて皮剥いて、むいても剥いても、皮ばかり。産毛のような毛があること・・を発見したり、剥くごとに皮が色白になり柔らかくなっていくこと、破くといろいろな形になること(イカやタコ・帽子・ワクチン注射などつくってましたよ)を楽しんでいました。こちらは筍皿に、これまたたけのこを輪切りにしてドーナツ🍩に見立ててきれいに並べていました。

米ぬかを入れて茹でること2時間余り・・・・。熱い熱い暑い!

さんざん遊びに使った皮は、みんなで力を合わせて集めて(時折、折角集めた皮をばら撒くいたずらっ子もいましたよ)運んで、裏の畑に掘った大きな穴に入れて、おかたずけ。茹でたタケノコは、年長さんからのお土産ということで、一人一人持ち帰ります。お家で、たけのこ掘りやたけのこの皮むき・たけのこ茹でのお話と共に、美味しく美味しく召し上がって下さいね。

2022/04/13

2022年度・・・出発!

在園児の始業日そして新入園児の1日入園を経ての入園式を終え、いよいよ今日から全員揃っての保育が始まりました。2022年度池の川号の出発です。昨日に続いての晴天。それも初夏のようなお天気に、初日から、年中さんや年長さんは水遊びと泥遊び全開でした。

裏庭も花いっぱい!みんなが来るのを待っていましたよ。

来た来た!年少さん。土山に登ったり、切株を電車に見立てて「出発進行!ガタンゴトン ガタゴトン」といいながら電車ごっこが始まり、お客様が増えていきましたよ。

よいしょよいしょと土山を登ったり下りたり、滑ったり・・・「やっほう」と言い合ったり・・のどかで楽しいひとときでした。

園庭に戻ったら、すっかりすっかり夏もよう。

今年度最初の園長だよりです。折々に、子どもたちの園での姿や私の思いを伝えていきます。どうぞご愛読いただけたら幸いです。1年間どうぞよろしくお願いいたします。

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